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吉田秀彦引退興行~ASTRA~記者会見が行われました

2月8日(月)、都内のホテルにて、株式会社ジェイロックが記者会見を行い、会見のなかで國保尊弘ジェイロック代表が吉田秀彦(吉田道場)の引退を正式に 発表した。そして、引退興行の日時が4月25日(日)に日本武道館で16時から開催されることも改めて発表された。会見には國保代表だけでなく、長倉立 尚、小見川道大、中村和裕、吉田秀彦の吉田道場所属の選手4名が出席した。会見には欠席したものの、4月25日の日本武道館大会には同道場所属の瀧本誠も 参戦予定になっている。
この大会は吉田秀彦の引退興行ではあるが、大会名に「ASTRA」というサブタイトルが付けられた。國保代表によれば、ア ストラと付けられた経緯はアストライアーという女性の星の神様と男性の星の神様であるアストライオスの造語であることも併せて発表された。なぜ星なのかと いうことに関して國保代表は「星というのは自分で輝く星もあれば、人に輝かせてもらう星もある。ファイターもファンもマスコミもみんなが協力しあって輝け る舞台を作り上げたい」という願いもあったようだ。
質疑応答も含め、会見に出席した選手及び國保代表の主なコメントは以下の通り。


20100208_03.jpg◆吉田秀彦
「この度、引退することになりました。8年間総合格闘技をやってきて思ったことは、よくここまでやってこられたなということです。みな さんのおかげだと思っています。改めて感謝の気持ちでいっぱいです。引退を決めた主な理由としては、精神的にも肉体的にもいいパフォーマンスを見せられな くなったから、決意しました。引退試合では良い試合を見せたいと思います。同世代の桜庭和志選手にはもっともっとがんばってほしいです。(引退試合の相手 は?)戦いたい相手はいっぱいいますけど、現実的になるかどうかというのもあります。PRIDE、戦極とわたり歩いてきたなかで、自分にとって一番面白 かったのが、ヴァンダレイ・シウバとの試合でしたが、実現は不可能だと思いますので、いい試合ができるのなら、相手は誰でもいい。(引退を決めたのは?) 去年です。本来ならば大晦日で引退しようと思ったのですが、いろいろあって今回となりました。(8年間の総合格闘技で一番思いいれのある試合は)全部が思 い入れがあるのですが、やはりシウバ戦です。(ケガの状態は?)肩も悪くなってしまったし、練習や試合をしていくうえで、ボロボロになってしまった。去年 の菊田早苗と戦った時も、もうこれ以上ムリだと正直思った。自分の気持ちと体が徐々に萎えていったのも確かです。石井(慧)との再戦は事実上ムリでしょ う。石井が戦いたいというのであれば、話は別ですが。(朝青龍が引退しましたが?)彼の引退と自分の引退は形式が違いますから(笑)。彼とは交流がある し、大晦日に石井に勝ったあとも祝福の連絡をもらったし、ぜひ観にきてほしいですね。(会見で中村選手が対戦相手に名乗りを上げましたが?)あんなことを 言うとは思わなかった。カズに僕が勝っちゃったらカズに悪いし(笑)。対戦相手については、いろいろな弊害を取っ払えば、できると思うので、いい相手とい い試合をしたいですね」


20100208_04.jpg◆中村和裕
「個人的に言わせていただくなら、ぜひ吉田さんと戦いたいです。(囲み取材で)いろいろ総合を見てきた中で高田(延彦)VS田村(潔 司)戦とかあったじゃないですか。自分もそういうポジションにいるのではないかという気持ちから言わせていただきました。吉田道場に入門した時からいつか は吉田さんみたいにならないと、という気持ちで練習してきましたから。まぁ、ミドル級の選手とやるんじゃないかと思っています。去年の11月にあごのプ レートを外す手術をして、ようやく最近練習できるようになってきました。柔道をやっていた頃も、日本武道館の大会に出場することを目指していましたから、 今回、日本武道館で試合をできるのは光栄です。今回の大会には吉田道場の仲間もたくさん出場するので、一体感も生まれると思います。あと本当に申し訳ない ですけど朝青龍と戦いたいです。最後に今大会が自分にとっては戦極の最終回です」


20100208_05.jpg◆小見川道大
「強い相手と戦いたい。自分が盛り上げなくても、今回の大会は盛り上がると思う。自分の試合は試合ですから。戦いたい選手はいっぱい います。この階級のトップクラスとやれる時は必ずくると思っています。格闘技は強さを追求するスポーツですから、トップ選手と戦いたいという気持ちは常に 持っています」





20100208_06.jpg◆長倉立尚
「柔道出身の先輩たちのなかでラグビー出身の自分がどこまでパフォーマンスを見せられるかという気持ちです。戦いたい相手というのは現 状ではいないのですが、対戦相手が決まり次第、全力で潰しにいきます。今は緊張感というよりワクワクしています。格闘技を始めたのは2年前です。吉田さん には最近名前を覚えてもらったのでは(笑)。吉田さんの試合より目立ちたいという気持ちはないのですが、KOか一本で勝ちたいですね」



20100208_07.jpg◆國保尊弘代表
「これでいいのかと吉田選手のことを思う方々もいられるかもしれませんが、本人の体調を考えるとケガの回復も含め、今回で引退を決 意させました。今まで応援してくださった皆様、申し訳ございません。(吉田選手の対戦相手は)最後の試合として意味のある相手と交渉中です。ヴァンダレ イ・シウバに関しては契約の問題さえなければぜひ声をかけたい。朝青龍に関してはぜひ招待という形で観戦に訪れてほしい。(中村選手が名乗りをあげた が?)選択肢としてはないと思います。吉田はヘビー級、相手によっては93kg級の試合になると思います。石井慧選手に関しては契約の問題がクリアーにな るのであれば、ぜひ話はしてみたいですね。桜庭和志選手に関してはPRIDE時代にミドル級GPで対戦しそうになりながら対戦できなかった選手なので、実 現できるのであれば交渉してみたいですね。吉田秀彦のこれまでの集大成ですので、多くのプロモーターに協力してもらいたいし、実際に賛同を得ているプロ モーターもいます。(大会の継続性については)まずは一大会やるのが目標です。その後のことについては、それから考えたいです。引退セレモニーも盛大にや ろうと考えています。海外でも多くの人が見られる方法を考えています。それは実現できると思います」


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