ASTRA

◎第5試合ウェルター級5分3R
◆長南亮
「この前の試合から1ヵ月しか間隔がなかったので、ずっと不安な気持ちと葛藤してきたのですが、さっき相手と向かい合った時に、相手の殺気を感じたのでホッとしています。相手をぶち壊して、吉田さんの引退興行を盛り上げたいと思います」
◆チャ・ジョンファン
「韓国からきたチャ・ジョンファンです。私は以前、吉田道場で１ヵ月ほどトレーニングさせてもらったことがあり、今回、吉田選手の引退興行に呼んでいただき感謝しています。素敵で素晴らしい試合をしたいと思います」

◎第6試合ライトヘビー級（95㎏契約）5分3R
◆エンセン井上
「１年半前は留置場に座っていました。今はこうしてここに座っていられることに感謝しています。明日は自分の全てを出します」
◆アンズ・"ノトリアス"・ナンセン
「みなさん、こんにちはニュージーランドからやって来たアンズ・ナンセンです。今回、日本で二度目の試合、そして対戦相手のエンセン井上選手との対決が楽しみでなりません」

◎第7試合フェザー級5分3R
◆小見川道大
「明日の試合では吉田さんに教わった『勝負は何が何でも勝たなきゃいけないんだよ』というものをすべて出して勝ちます」
◆ミカ・ミラー
「みなさん、こんにちは。ATTのミカ・ミラーです。私を呼んでくれた関係者のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。強豪の小見川選手と対戦させていただくことも感謝です。明日はそんな強豪の小見川選手に証明しなければいけないことがあります」

◎第8試合無差別級5分3R
◆吉田秀彦
「とうとう明日が最後の試合となってしまいました。ここにいる選手、関係者のみなさんに大変感謝しています。みなさんのおかげでここまでくることができました。カズとの最後の試合では、観に来たお客さんが損をしないような試合をしたい。そして、清々しい気分で引退したいです」
◆中村和裕
「吉田さんとの試合が決まってから、今までにない濃密で充実した時間を過ごすことができました。明日は感謝と尊敬の念を込めて倒しにいきます」


　そして再度、國保代表が以下のようにコメント。
「選手のみなさん、ありがとうございました。ついにこの日、この時がやって来たのかという思いです。明日は16人の選手たちが輝ける星となることを期待しています。会場に訪れたファンの人たちが必ず喜んでもらえるイベントになると願っております」

　そして会見は質疑応答へ。以下が内容。
Q：吉田選手に改めてお聞きします。引退を翌日に控えた今の心境はお聞かせください。その吉田選手のコメントに対して、中村選手もコメントお願いします。
吉田「引退試合とはいっても、やるかやられるかという試合になると思うので、精いっぱいやるだけです」
中村「前回の試合では斬る覚悟も斬られる覚悟もできていると言ったのですが、今回の試合は斬る覚悟しかありません」
Q：吉田選手と中村選手にお聞きします。かなり体重差があることに関しては？（※体重は中村が95・7㎏、吉田が113㎏）
中村「正直20㎏もあるとは思っていなかったので、ちょっとビックリしてますが、スピード感のある試合ということに重点を置いて戦います」
吉田「いっぱいお腹に詰め込んだので、それを活かして戦います（笑）」


　質疑応答はこれで終了し、会見終了後に吉田秀彦が以下のようにコメント。「過去最高体重です。自分としては105㎏くらいかと思ってたのですが...。練習自体は満足しています。ただ、40歳オーバーの練習だからどうなのか？ 会見でカズと目を合わせなかったのは、見たら笑っちゃいそうだったんで。本当は向こうが殺気だっているので、こっちは逆に逸らしてやろうかと。3R持つのかが心配だけど、最後なので頑張ります」